last looks
2016年12月
594×420 / A2 / 木パネル画用紙水張り、水彩
個展"last looks"のために最初に描いた作品。 電車に乗ってそれぞれのプラットフォームに降りていく居る姿をいつも見送っている。 人はこの世にたくさんいるのに、私は私の世界しか見えないのに、 それ以外にひとつひとつの人生があること、ひとつから繋がるそのまたひとつが存在し 生きているということ、それを不思議な気持ちで冷めたような感慨深いような目で見ている。 通勤・通学・移動手段の電車だから二度と会わないことは案外無かったりすると 思っているけど、私から送る最後の視線として描いた。