蛍
2016年12月
420×594 / A2 /木パネル画用紙水張り、水彩
「蛍の光 窓の雪」、「蛍雪の功」をおこがましながらテーマに描いた。 学ぶ自分自身を少しだけ称えてみようかとも思って。 原曲『Auld Lang Syne 』(英訳:old long since)に日本語詞をつけた『蛍の光』、 映画『Waterloo Bridge』に登場する『Farewell waltz』(別れのワルツ)、いずれにしても "別れ"や"再会"が関係している。"last looks"も、表現できていたかは別にしてこの曲をとても意識していた。 「互に思う 千萬の心の端を一言に 幸くとばかり 歌うなり」 幸く;無事に;farewellと、私の名前には別れの成分も含まれているのだと気づき、 小さいころから自然と考えていたことでもあるから、そのひとかけらでも描いてみようと思った。